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T.消防用ホースってなに? 消防用ホースは加工工程と製造方法で数種類に分類されますが、 ここでは「消防用ゴム引きホース」が現在では一般的なので説明します。 消防用ゴム引きホースは、 ジャケットにゴム又は合成樹脂を内張りを施した消防用ホースのこと。 平織機や円形織機で筒状に織物を織った後に、 樹脂またはゴムで内張り加工したホースです。 折り畳んで収納することが出来る為、 取扱いが便利なのが特長です。 一般的にジャケットホースとも呼ばれ、 消防用ホース以外でも土木用ホース等に使用されています。 U.消防用ホースの種類と特徴 消防用ホースは。 用途・使用圧(常用最高使用圧)により、 さまざまな種類があります。 用途を口径(呼称)で分けると
使用圧・形状・用途と代表銘柄で分けると
○消火栓(屋内用)は、屋内消火栓専用で床がコンクリート等の荒れた表面以外の場所で使用です。 内張りの材質と・織り方で区分した代表メーカー分類
綾織:織柄が綾目になった織組織(主として2/1綾織です) *印の部分に各社の銘柄(グレード)がつきます。 綾織のもには操法大会用があります。 アシモリし:コンペVシリーズ サクラ:スーパーロケットダッシュシリーズ テイセン:スーパーランナーシリーズ V.消防用ホースの結合金具 消防用ホースに使用している標準的な金具は、 差込式(町野式)結合金具とねじ式結合金具です。 ほとんどの消防用ホースは差込式結合金具が使用されていますが、 一部の消防本部や呼称75以上の消防用ホース等には、 ねじ式結合金具が使用されています。 W.消防用ホースは検定品 消防用ホースは。検定品目として消防法に定められています。 検定制度で定められた品目については、 技術上の規格に基づいて一定以上の形状、 構造、材質及び性能を有していることについて検定を受けなくてはならないとされており、 検定に合格した物でなければ販売も展示も行うことが出来ません。 消防用ホースは、販売されている全てがロット毎に個別検定を受検しています。 個別検定の合格証として《検》マークが印刷されています。 X.消防用ホースの取扱い▲警告 以下の記載は重大な人身事故を生ずる危険が存在する警告であり、 重大には至らないが同様の危険が存在する注意事項です。 (1)使用者の制限 ▲警告 消防用ホースは、 消防職員・消防団員又は同等の放水訓練を受けた方だけが使用する事。 特に、 放水ノズルの保持方法や金具の接続を誤ると人身事故が発生するおそれがあります。 (2)使用前に ▲警告 消防用ホースを箱から出していきなり通水しないでください。 新品の消防用ホースは角が出やすい傾向にあり、 V字摩耗等が起きやすい為、 水を通す前に何回か巻いたり伸ばしたりして消防用ホースの硬さを取ってから使用してください。 (3)性能の限界 ▲警告 消防用ホースは表示された使用圧内で使用し、 過大な圧力は消防用ホースの破断や破損につながり人身事故が発生するおそれがあります。 (4)展張時の注意 ▲警告 送水口の近くや建物の角での急角度の曲げを避け、 大きな円弧を描くように消防用ホースを展張してください。 (5)送水時の注意 ▲警告 消防用ホースの展張状態がV字状になっていないことや, 消防用ホースの上に障害物がない事を確認し、 展張した消防用ホースが満水になるなで徐々に加圧送水してください。 (6)撤収時の注意 ▲警告 撤収時に消防用ホース内に水が残った状態でV字状に折り曲げたまま引きずると、 新品の消防用ホースでも容易に穴があいてしまいます。 消防用ホース内の水を抜いてから、撤収するようにしてください。 (7)安全の確保 ▲警告 万一の破断事故に備え放水作業時には、 直接放水活動に携わっている方以外は, 消防用ホースから離れるようにしてください。 また、一般の人が消防用ホースに近寄らないよう措置・誘導してください。 車等を通過させる場合は必ず消防用ホースブリッジを使用して、 車等が直接消防用ホースの上を通過しないようにしてください。 消防用ホースが飛び跳ねたり破断したりし、人身事故が発生するおそれがあります。 Y.消防用ホース耐用年数 ▲警告 消防用ホースのB10ライフ(その年数で10%ダメになる規格のこと)で 耐用年数は6〜7年です。 使用しなくても消防用ホースは経年劣化します。 特に消防用ホースの外傷や金具取付部の損傷は, 消防用ホースの破断や金具の吹き飛び等による人身事故が発生する恐れがあります Z.消防用ホースの現状 実際の現場での消防用ホースの活躍を参考に掲載します。 消防活動で最強の脇役ホースの活躍がなければ消火作業ができない事がよくわかります。 火災現場では上記の注意事項では想定できない状況も多く発生します。 出火車両のタイヤ部分に接触している消防用ホースの映像です。 消防用ホース内に水が満水でなければ熱により破損してしまいます。 火災現場の残火作業中の映像ですが、焼け落ちた柱等には釘やガラス片など 消防用ホース破損の危険性は非常に高くなります。 [.アップサイクルってなに? アップサイクルとは、 リサイクルから更に一歩進み、 古いモノを使ってレベルアップした新しいモノを生み出すこと。 あまり、聞いたことないですよね。 資源にならない廃棄物から、新たな命をふきこむ考え方です。 \.消防用ホースを生き返らせたい バースト痕 バーストしてしまった消防用ホースの表面と裏面です。 洗浄後の綺麗な状態ですがしっかりと貫通痕が解ります。 こうなってしまうと修理は不可能です。 後はゴミとして廃棄されてしまいます。 共に炎と戦った消防用ホースに第二の人生をと強く思っています。 私にとって戦友みたいなものです。 消防用ホースは泥や油などあらゆる物質が付着し汚れきっています。 出来るだけ綺麗に環境にやさしいECO洗剤で洗浄してあげたいです。 洗浄後の消防用ホースは新品とまではいきません。 擦れ、破断、傷や汚れは取りきれませんが、 第二の人生を歩むには十分な状態までになります。 こうしてFULLHOSEのバックは熱い思いから一つ一つ大切に作られます。 ネーミングの由来は? 「古いホース」と「Full(全て)hose(ホース)」の「おやじギャグ」?ですね。 こんなホース達の引き取り手が現れることをお待ちしてます。 興味ある方はお問い合わせコーナーよりお問い合わせください。 |